成功する脳トレ

公務員の種類と数

　公務員は大きく国家公務員と地方公務員に分けることができます。人数でみると下図にあるように、公務員全体で約３９７．９万人、うち国家公務員は９３．３万人（公務員全体の約２０％）となっています。

（参考）
　この人数を、人口千人あたりの公務員数の国際比較でみると、日本は約３３人（フランス約８８人、アメリカ約７３人、イギリス約６８人）と比較的少ない人数で日本を支えていることになります。

　さらに、国家公務員の中も特別職と一般職に分かれています。

　　○　特別職：大臣、副大臣、裁判官、裁判所職員、国会職員、防衛庁職員等
　　○　一般職：非現業国家公務員、検察官、現業職員、独立行政法人職員等

　一般的に、皆さんの頭に浮かぶ国家公務員の多くは、非現業国家公務員の約３０．１万人ということになります。（公務員全体の約８％）

公務員の魅力は？

日本国憲法第１５条に「すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない。」とあるように、公務員の仕事は国民全体のために仕事を行い、その仕事自体が国全体のために行われています。

　政府の役割についていろいろな議論がされていますが、国際化、高度情報化、少子高齢化など様々な行政ニーズが生じており、これらの課題に対して国家公務員は果敢に取り組んでいくことが期待されているのです。

　社会全体のために自分の能力を活かせるとともに、（日本全体を考える）仕事のスケールが大きいことも、魅力の一つといえましょう。

　ちなみに、新規採用者に聞く国家公務員の志望動機は次の通りです。（ I 種試験採用者からのアンケートより）
このデータからは、「仕事にやりがいがある」「公共のために仕事ができる」を挙げている人が多いことがわかります。

「フリーターを脱出したい・・」
「一般企業は、サービス残業ばっかり・・」
「地元の人々に貢献できる仕事がしたい！」

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